【中学受験】偏差値の捉え方⓵
中学受験勉強をした3年間を振り返ると色々とあーすればよかったこーすればよかったがあります。覚えている範囲でつらつらと書いてみるシリーズです。
個人的な見解なので、ふーん、そういう考え方もあるのねー。程度に受け止めてもらえればと思います。
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サピックスに入塾すると、まず、手渡されるものの一つに
『偏差値表』
がありますよね。あれって、こっそり80%偏差値と50%偏差値表があるのですが、皆さん(私も含め)80%偏差値表の方を 埋蔵された秘宝の地図 のように目を皿のようにして、何度も何度も、もう何度見たかも数えきれないほど確認しますよね。
あの、80%偏差値表の意味、私は実はあまり理解しないまま6年生の今頃(サピックスオープンの1回目終了時点)まで過ごしていました。
説明動画や合格判定ガイド/資料でも説明があると思いますが、80%偏差値って、
10人受けたら8人受かってますよ。
まあ、余程大きなアクシデントが起こらない限り、受かってます。
っていう偏差値なんですよね。
なので、80%偏差値の偏差値を超えてないと(合格判定80%出てないと)受からない。という値ではナイ。ということです。
ここ、私、全然理解しておらず、マンスリーテストやら組分けテストでは、ひたすら第一志望の80%偏差値を超える事を目指しておりました。
皆さん、
80%偏差値の値を超えていないと、受からない。
むしろ、受験資格すら無いに等しい。
って思ってらっしゃいません?
少なくとも私はそうでした。
それはそれで問題なかったのですが、6年生の秋以降に、本格的に志望校を固める作業に入った時に、
ウチの愚息氏、第一志望校、一度も合格判定80%超えてない!!!
と、むちゃくちゃ焦りました。
あれ?SSクラスでは前の方に座ってるって聞いたけど、、、
平常クラスでも一番取ったよって聞いたけど、、、
でも、でも、この成績じゃ、第一志望、、、(言葉にすると実現しそうで怖いので、ネガティブワードは口に出さないようにしていました。)
と、疑心暗鬼の塊のようになった時期もありました。
でもですね、
合格判定の説明動画で解説されていたのだったか、保護者会か面談で校舎長がおっしゃっていたのだったかは忘れましたが、50%偏差値の位置づけを聞いて、それを心の支えに不安な時期を乗り切りました。
『明日の降水確率は50%です』
と、聞いて、あなたは傘を持って出掛けますか?傘を持たずに出掛けますか?
合格判定50%とはそういう事です。
50%偏差値は、本番だったら受かっていると考えて問題ない偏差値です。
ただ、反対側の50%に反転しないように、周到な準備をしてください。
というような話でした。
まずは、降水確率50%(合格判定50%)と聞いて、降りそうだ(受かりそうだ)と、思えるか、という心の持ちよう。
次に、降った時用に傘を持って行こう(受かるように準備しよう)と、思えるか、が、大切だと思います。
受験って、もちろん実力は大切ですが、多くの受験生は不安を抱えている訳で、(たとえ上辺だけであっったとしても)親の心の余裕というか気の持ちようも大切だと思うのです。
なんだかとっちらかってきたので、締めます。
本日お伝えしたい事は
第一志望は
80%偏差値超えてなくても全然大丈夫!
ってことです。
そりゃ、超えているに越したことはありませんが。
ご参考(?)まで。
あと4か月、サポーターのみなさま、子供の前では平常心を装って、がんばってください!