【中学受験】ご武運をお祈りいたします
もう、お子さんは眠りに付かれたでしょうか。
いよいよ、明日開幕。
明日目覚めると、とても不思議な1週間の始まりです。
私の過ごした1週間。ご参考まで。
【中学受験】その日は突然やってくる - 2022中学受験戦記
お子さんのサポートを第一に、慌てない、焦らない、怒らない。
親御さんはどーんと構えて、笑顔でお子さんを送り出してあげて下さい。
完璧じゃなくていいんです。
6割を取るゲームなんです。
頭の中に詰め込んだ全てを、解答用紙にぶちまけて来てください。
学校からのラブレターに、全力でお返事書いてきて下さい。
そして何より、楽しんできてください!
出口はすぐそこ!
2023年組の受験生のみなさんに、ご武運がありますように。
東京の片隅でお祈りしています。
【中学受験】いよいよ。
もう、明後日は2月1日。
東京はお天気も良さそうだし、そこまで寒くもならなさそうだし、あとは子供たちが実力を発揮するのみ。
親は、平常心を装い、笑顔で送り出すことに専念しましょう。
受験票、筆記具は予備も含め、準備は済んでますか?
SUICA/PASMOに十分チャージされてますか?
お弁当のメニューは決まってますか?
親子共々、着る服は決まってますか?
痛み止め、下痢止め、除菌グッズ、カイロ等も準備出来てますか?
起床時間、起きてからやること、家を出る時間、乗る電車の時刻は決まってますか?
そのスケジュールは子供と共有できていますか?
公共交通機関が乱れても、焦らなくて大丈夫。
学校側は配慮してくださいます。
2月1日の朝に誰も慌てることがないように、家族みんなで行動の確認をしておきましょう。
親の緊張が子供に伝わらないように。
子供は良い緊張感を持って試験に臨めるように。
緊張してもいいんだよ、みんな緊張してるから。
目を閉じて、深呼吸して心を落ち着かせよう。
って伝えてあげてください。
あともう少し。
親も深呼吸。
笑顔で送り出せるように口角を上げていきましょう!
【中学受験】あと2週間ちょっとの過ごし方
都内の受験生は1月は前受け、2月に本命というパターンが多いかと思います。
あと2週間ちょっと。短いようで、意外と長いです。最後の仕上げを入念にやっていきましょう!
サピ生の終了組として残りの期間の過ごし方のおススメは、
・ サピの言うように”新しい問題には手を出さない”ことは鉄板のルールです。
今、不安材料を増やしても何の得にもなりませんし、この直前期に焦ってやって習得出来るような内容は、出来るのであればもっと前に出来るようになってます。
・ 算数過去問をやりこむ。
ほとんどの学校の入試において満点(絶対的な正解が存在するという意味で)が取れるのは算数だけです。また、理社に比べ算国の配点が大きい学校も少なくありません。
入試において過去問と同じ問題が出題されることはありませんが、その学校が生徒に求める素養や出題方針がコロコロ変わることはないと思います。算数の過去問をやりこんで、その学校の問題の解き筋を身につけることはとても大切だと思います。
・ SSのまとめ教材をやりこむ。
なんだかんだ言って、SSの教材はよくできているなーと、思います。中学受験のプロが過去問を吟味して押さえておくべき知識をてんこ盛りに詰め込んだのがSS教材です。2/1まであと2週間ちょっと、という時点ではもう、あれもこれも、、、と欲張ってもとっ散らかるだけなので、まずはまとめ教材にのっている知識をしっかりと定着させましょう。そこから苦手分野や頻出分野は手厚めにSS教材、通常授業教材、コアプラス等で復習することをおすすめします。
・ 基礎トレを毎日やる。
志望校対策も大切なのですが、基礎の再確認、記憶の掘り起しのために基礎トレは絶対毎日やった方が良いと思います。
あと、男子は特に、基礎トレで
・ 綺麗な文字を書く、
・ 途中式を綺麗に書く(左から右へ上から下へ)、
・ 答えを解答欄に間違いなく転記する。
といった”解ける問題を確実に得点するためのお作法”の最終確認をすることをおすすめします。
・ 理科社会のコアプラスを毎日眺める。
毎日10ページずつ位だったかなぁ、ひたすら何回もぐるぐる眺めて、どの分野が出ても”きほんのき”は覚えている状態にしました。
・ 言葉ナビや漢字の要も毎日眺める。
国語も理社と同様に眺めておいた方が良いのですが、志望校の出題傾向に合わせて、確認範囲を絞っても良いかもしれません。
勉強以外だと、
・ 入試期間の生活パターンにする。
これ、親も大変なのですが、超大切です。
もう、『朝起きれなくて、、、』なんて言っている時期じゃありません。
本番入試の集合時間から逆算して、家を出る時間、起きる時期を決めて、毎日きっちりその時間に起きて、試験開始時間には頭がスッキリした状態にする練習をしましょう。親も起きて、着替えて、なんなら着る服も決めて、朝食の準備をして家を出るまで、迷う事がないようにシミュレーションしておきましょう。
あ、乗る電車の時刻も今のうちに調べて、メモっておいた方が良いですよ。
あとは、
・ 淡々と過ごす。
ですかね。
特に親。入試本番期間中もそうですが、親のメンタルの状態って子供に伝わります。少なくとも子供の前では深呼吸、落ち着いて、ポジティブに。
泣いても笑ってもあと2週間ちょっと。
どこの学校も合格者最低点を取れば受かるんです。その分かれ目の1点を取りきれるように、知ってること、わかってることを確実に得点に繋げられるように、今、集中する時ですよ!
手洗い、うがい、睡眠時間の確保もお忘れなく。
あくまでも個人的な見解ですが、ご参考まで。
【中学受験】直前期
先日、愚息くんの同じ中学校のママさん達とプチ忘年会で集まりました。
去年の今頃は生きた心地がしなかったよね〜。
と、みなさん一様に同意。
自分はどうだったのかしら?
と、ブログを見返してみたら、意外と腹が据わっていたような内容で、多分、なるようにしかならない。と、思っていたんだろうなぁ。
サピ生は1月に入ったら新しい問題には手を出さない。と、言われていると思います。
理科社会はコアプラス、国語は言葉ナビと、漢字の要を高速でぐるぐるまわす。算数は第一志望校の過去問、理科社会はSSのまとめ系プリントとか解けなかった問題ををやってたかな。
現時点で解けたものと解けなかったものを区別して、暗記系は解けなかったものは何度も見直す。思考力系は、回答を見たりして考えたら分かるものは考え方を整理して2度解き直し、考えても無理ゲーなものは諦める、みたいな仕分け作業をしてました。
不安材料を増やさないこと、分かっているものは確実に得点すること、に注力していたように思います。
栄東のA日程を受験する国語苦手系男子は、偏差値的には楽勝でも、国語の過去問を2-3年分、設問だけでも眺めておいた方がいいですよ。特徴的な記述問題があったように記憶してます。
ご参考まで。
2023年組の戦士のみなさん、あと、もう少し、がんばって下さい。
【中学受験】偏差値の捉え方④
中学受験勉強をした3年間を振り返ると色々とあーすればよかったこーすればよかったがあります。覚えている範囲でつらつらと書いてみるシリーズです。
個人的な見解なので、ふーん、そういう考え方もあるのねー。程度に受け止めてもらえればと思います。
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先日の偏差値の捉え方②で、80%偏差値表は安全校を探すのに使ってくださいね。と、書きましたがもうちょっとおまけ情報がありました。
サピの合判資料の後ろの方に80%偏差値表と50%偏差値表が付いていると思うのですが、あんまり50%偏差値表って意識したことないですよね?(私はあまり見た事がありませんでした。)
一度50%偏差値表を見てみてください。
おや?この学校とこの学校の50%偏差値って同じなんだ!とか
ほう?この学校とこの学校の50%偏差値の開きってこんなにあるんだ!とか
えーー?この学校の80%偏差値と50%偏差値ってこれだけしか違わないの?!?
といった発見があると思います。
これからお子さんたちの受験プランを最終化していかれると思うのですが、是非とも是非とも絶対安全校の受験をおススメしたいです。
・80%偏差値が持ち偏差値よりも5ポイント以上下で
・その中でも50%偏差値が、”より”下の学校
が、安全度が高いかな。
と、思います。
そんなに低い偏差値の学校なんて受ける意味ない。
というご家庭もあるようなのですが、学校の良さって偏差値だけでは測りきれないですし、どの偏差値帯にもお子さんに合った学校はあると思います。
今まで積み上げてきた努力を変なプライドで無駄にせず、チャレンジ校、実力相当校、安全校、(と、できれば絶対安全校)と分散して、どこかに着地できるよう、計画を立てて欲しいなあ。と、終了組の母は思っております。
ちょっと身近にあぶなっかしいプランを立てている知人がおり、口出しを出来る訳でもないので、このブログを読んで下さっている方にネット越しですが、心配性のおばちゃんの老婆心ながらのアドバイスを聞いて頂ければ幸いです。
ちなみに、昨年度の偏差値表を見返してみたら、塾の先生が愚息の受験プランに対して『そこまで心配しなくても大丈夫です。どこか受かります。』っておっしゃっていた意味が今更ながらに分かりました。当時、母は心配で心配で仕方がなかったのですが、我が家はかなりめに安全プランでした。
ご参考まで。
ひゃっつ!
1月埼玉開幕までもう100日を切っていますね。
2月1日まで100日ちょっと。
ひゃーーーーー。
深呼吸深呼吸。
まだ100日あります。
焦らず、やるべきことを見極めて、しっかりと積み上げていってください。
【中学受験】偏差値の捉え方③
中学受験勉強をした3年間を振り返ると色々とあーすればよかったこーすればよかったがあります。覚えている範囲でつらつらと書いてみるシリーズです。
個人的な見解なので、ふーん、そういう考え方もあるのねー。程度に受け止めてもらえればと思います。
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先日の偏差値の捉え方⓵
で第一志望80%偏差値を超えてなくても大丈夫。
という見解を書きましたが、じゃあ、どれくらいまで大丈夫なのか?
と、思いますよね。
あくまでも個人の見解なのですが、第一志望であれば
50%超えていたら自信を持って挑めば良いと思います。
30%~40%の場合は、やはり、ダメな可能性も大きいのでチャレンジ校であるとしっかりと認識して、より手厚く併願校を選択しておく必要があると思います。
そして20%以下の場合は、、、それでも受けるということは、余程のあこがれ校だと思うので、爆砕上等!という気概での体当たりになると思います。
第一志望を決める上で、ずっと目指してきたからチャレンジでも受けたい派と、できるだけ現実的な上位校で確定したい派とで分かれると思うのですが、我が家の場合は前者だったので、そういう人向けにお伝えしておきたいのは、
1番で合格する必要はない。
合格可能性80%をクリアする必要もない。
受験者平均点を取る必要もない。
合格最低点をクリアすれば良い。
ということです。
なんとなくちょっとだけ気が楽になりません?
愚息君にはこの合格最低点の水際の1点で競り勝つことができるように、分かっているところは完璧に得点するということを意識させました。
最後までゼロにはなりませんでしたが、どの教科においても、問題の読み間違い、計算間違い、転記間違い、何故かうっかりアと書こうと思ってたのにイと書いた、字が汚くて✕、といったもったいなすぎる失点をなくそう。と口酸っぱく唱えておりました。
6年生の今頃は、分からないものを分かるようになるより、分かっているものを確実に得点するほうが、手っ取り早いです。
記述問題でも、字が綺麗な方が採点者が読むストレスが少ないので、同じ問題に同じ答えを書いていても字が綺麗な方が多く部分点をもらえる可能性があります。
今持っている知識で1点でも多く取れた方がお得だよね!?
ということをお子さんに是非ともお伝えください。
ご参考まで。