【中学受験】その日は突然やってくる
2月1日は体感的には突然やってきました。
これはあくまでも個人の感想で、コノヒトアタマダイジョウブカナ?と思われるような事を書いているかも知れないので、意味不明な事を不快に感じる傾向のある方は読まないことをおススメします。
2022年2月1日が暦通りにやってくることは知っていました。
あと一年、あと半年、とじわじわ迫り来るその日をいつも意識していました。
なんなら100日くらい前から指折り数えておりました。
とっとと来てくれないかと思って過ごした時期もありました。
が、
2月1日は突然やってきました。
何と言うのでしょう。
その時を境に今までの日常がガラっと変わってしまい、不可避かつ不可逆なのです。
我が家では1月31日にコンパス無い!事件が発生しましたが、それ以降はもう考える事が許されず、決めていたアジェンダに沿って食事、睡眠、起床、準備、移動、受験、帰宅、休息、食事、睡眠、起床、準備、移動、受験・・・とベルトコンベアーに乗せられたようにひたすら予定をこなすだけの行動しか出来ませんでした。
2月1日の帰宅後は本命本番受験の疲れで翌日の学校に向けた勉強をする余裕はありませんでした。
2月2日の午前午後受験の後はとにかく早く帰って寝る事しか考えられませんでした。
2月3日も決めていた時間の電車に乗って受験校に間に合って行く。というミッションを遂行することが親として唯一出来る事でした。
ある意味カオスの中の無の境地。
本番1回のテストのみで合否が決まってしまう恐怖感。
手持ちの武器のみで戦うしかないという焦燥感と諦念感。
そして何より親は祈るしか出来ないという無力感。
時空のゆがみにでも入ってしまったのかと感じる異空間で色々な気持ちと戦いながら本当に不思議な3日間を過ごしました。
そして、愚息は立派な受験戦士として戦い抜いてくれました。
ご参考まで。