2022中学受験戦記

2009年生まれ男子。新4年生2月からの中学受験参戦の記録。

【中学受験】タラレバ 過去問への取り組み③

中学受験勉強をした3年間を振り返ると色々とあーすればよかったこーすればよかったがあります。覚えている範囲でつらつらと書いてみるシリーズです。

個人的な見解なので、ふーん、そういう考え方もあるのねー。程度に受け止めてもらえればと思います。

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過去問は志望校からのラブレター

 

と、言われるように、第一志望校の過去問の傾向分析と解きなおしはみっちりとやりました。

 

【国語】

愚息くん、国語出来る系男子だったので、国語はあまり注力しませんでした。ただ、当然のことながら、暗記系のものは言葉ナビ上下等で記憶が薄れないように巡回させてました。また、第一志望校の独特の記述の傾向を、解答で確認しました。設問ごとに思考を積み重ねさせて、最後の設問で総まとめ的な記述をさせるとか。

あ、そう言えば、栄東も特徴的な記述問題が出ますよね。問題文に出ている状況を自分の体験に重ねて書きなさい。みたいな。

その学校独自の問題構成に慣れるように取り組みました。

 

 

【理科】

間違えた問題と愚息くんの苦手分野が被っていたところは、その単元の基礎的な知識をコアプラスやテキストに立ち返って再確認させました。あとは、記述問題対策。理科の記述って、結局記憶系の問題なので、やっぱりコアプラス。あと、何がどうやったらどうなる。と、文章として整える事を練習させました。(男子って、言いたいことは分かるけど、端折りすぎの文章書きませんか?)土特だったかSSだったかの記述の総まとめ?総完成?的な資料も役に立ちました。

 

 

【社会】

4教科の中で一番、3年間の積み上げが出来ていなかったのが社会でした。マンスリーとか年号暗記とかは短期記憶で点数を取っていて、知識として定着していない事が6年夏以降に発覚しました。
まずはひたすらコアプラス、そして、土特の知識の総完成、データブック、歴史や地理は周辺の知識と関連付けて話をする等、記憶の片隅にちょこっとでも残るように色んな話をしました。

 

そして、記述対策。
もう、これが問題アリアリで、
そもそも問題文をきちんと読んでいないので問われたことに答えていない。

『問われたことを問われた形で答える』

問題文に線を引く、問われたこと(=主語)を明確に書く、問われた形で答える(何故という問いには〇〇だから。で終わる。)等、何度も練習しました。

国語の記述はさほど悪くないのに、社会になると、意識が変わるのか、文章としてボロボロでした。

 

母が添削するとバトルになるので、サピの先生に2周分、添削して頂きました。添削時に頂くコメントにも取り組み方へのヒントが沢山ありました。

 

 

【算数】

他の3教科はサピックスの添削にべったりお世話になったのですが、算数はSSで対策があるものの、単年度単位で全ての問題のきっちりとした解き筋の理解は添削では難しそう。と思ったこと、母が教えるとバトって時間が勿体ないこと、等々あり、ここは課金しました。

 

ご存知の方も多いと思いますが、コベツバの入試過去問動画解説のお世話になりました。

chugakujyuken.kobetsuba.jp

13年分で11,000円。
納得するまで何度も見れるし、愚息の場合は動画というメディアが好きなので、YouTubeでゲーム配信見るようなノリでまあまあ楽しみながら過去問解説を観ていたこともあり、コスパは良かったと思います。

 

SS算数の宿題を解きながら、
あ、コベツバの先生が降臨した。
と、言って、先生の解説の口調の真似をしながら解いたりしてました。

 

任意の1年分を無料で観れるので、算数過去問があまり解けなくてでお悩みの方は、試聴をおすすめします。(あくまでも個人の感想なので、最終的にサービスを購入するかどうかは自己判断でお願いします。)

 

過去問をどこまでやりこむかは、各ご家庭で見解が分かれるところではありますが、愚息の場合は出題傾向に特徴がある学校だったので、1回目は普通に解く、少し時間をあけて2回目は1回目に間違ったもののみ解く、3回目は本番直前期にもう一度全ての問題を解く。と、10年分、みっちり3回まわしました。

 

結果、3回目には10年分、全て満点を取っていました。

過去問と同じ問題は2度と出題されないことは、分かっているものの、10年分の征服感が本番の自信に繋がっていたように思います。

 

ご参考まで。

 

 

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