【中学受験】タラレバ 6年生夏の陣(カキシ)
中学受験勉強をした3年間を振り返ると色々とあーすればよかったこーすればよかったがあります。覚えている範囲でつらつらと書いてみるシリーズです。
個人的な見解なので、ふーん、そういう考え方もあるのねー。程度に受け止めてもらえればと思います。
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サピックスの6年生夏期講習の後にデーンと構えているのがカキシです。
みんなカキシ、カキシと呼ぶのですが、
夏期集中志望校錬成特訓
という長ったらしい名前が正式名称でして、誰も覚える気がないので通称カキシとして認識されています。
これ、今になっても受ける必要あったかなぁ?と思う唯一の講習です。
志望校別のクラス編成で、その名の通り、志望校の過去問や類題にチャレンジするのですが、愚息の場合、まあその解けなさっぷりが凄かったです。特に算数。
全然解けない分、1問でも解けると嬉しくて自信にはなるものの、全体的には『まだまだ受験本番に到達しているべきレベルには至っていない』という現実を突きつけられ愕然とし、茫然とする。というかなりのダメージを受ける講習でした。
初日は力ずくで解きなおしをさせようとしましたが、
こりゃ無理だわ。
無駄に親子間の確執を生むより、生産的なことをしよう。
と、判断し、授業は受けっぱなしで、解き直しもせずそのまま放置しました。その代わりに夏期講習の積み残しやら、弱点補強をやりました。
結果、
これから踏破しなければならない道の遠さを認識する。
という事は出来たものの、なかなか微妙な講習だったなぁ。
カキシの内容をしっかり把握していて、重課金できる環境だったら、この期間、家庭教師とか個別指導とかで自習することを選択していたかも知れません。
なので、これからカキシが始まり、出来なさっぷりに愕然とする後輩君たちに是非ともお伝えしておきたい。
カキシの演習は出来なくても大丈夫。
無理すぎる内容だったら、カキシの直しをするよりも基礎固め、弱点補強をした方が良い。
です。
志望校の問題演習はこれから始まるSSでみっちりやるから心配ないですよ。
あ、もちろん、カキシについていけるレベルにある皆さんは、ガッツリ付いて行ってください。あくまでも、付いていけないレベルにいた愚息の場合の一例のご紹介です。
以上、
ご参考まで。